July 16, 2011

0715

 書きながら考えるのがよろしくない。考えてから書くべきだ。
 書くことはそのまま考えることで、書くことによってはじめて考えることが出来る、とも言える。本当に考えなくなった。
 考えなくても間違いを犯さないのなら考える必要はない。考える事によって間違いが起こるのだから、むしろ考えない方がより正しい。でも、考えることは意思によってはとめられない。正しい方向にでも、間違った方向にでも、独りでに勝手に進んでいくものだ。何も考えずにいればなおさらだ。

 意志の力を過信してはならない。覚悟の存在を認めてはならない。そんなものでどうにかなるような問題は、初めから問題ですらなかったのだ。結果として得られた陶酔を要因と考えるべきではない。